
2年生の我が息子は、サッカーをやっている。
しかしあまり上手ではない、いや、あまり上手でないというより、かなりヤバいレベルの下手さである。
毎朝30分、リフティングの練習をしてからというもの、半年間もの月日が経った。しかし、いまだに3回しかリフティングができないでいる。
サッカーが一向に上達しないこともあって、9月いっぱいでサッカーを辞めることを決めた。
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息子自身、サッカーがあまり好きになれなかった、ということもあって、無理してやらせるのも酷な話でもあるので、親として辞めさせる決断を下した、というわけだ。
Contents
●他の子の親の厳しい目も少年サッカーを辞める一因に。
「こいつらこんなことやってて面白いのかね。」
試合で団子サッカーを展開する我が子が所属するチームに対してのある親の心無い一言。
オレはその言葉に傷付き、そして決して許さないと思った。
そうも言いたくなってくるだろ。
と。その課題を克服するために、この子たちなりに一所懸命週に3日も練習しているんじゃないか。
それを否定するようなことを言わないでいただきたいわ。
●問題発言をした親はどんな人なのか。
その親はサッカーのズブの素人。長男はそこそこ上手で、4年生チームのエースをつとめている。上手なので、6年生の試合にも呼ばれることもあるようだ。
次男は息子のチームメイト。2年生の中ではエース扱いで、一番上手であることに異論はない。
そんなこともあってか、この親は、日頃から鼻高々で人を見下す態度や言動が気になってはいた。
挨拶をしても無視をするという酷いあり様。
同じチームの親同士としてこんなことがあっていいものか。
日頃子供達には散々挨拶をしっかりしろと言う癖に、自分はそれができていない。
単なる典型的なダメ親である。
●バドミントンで全国優勝をし、指導者を務めているオレに少し言わせてくれ。
この親は少年スポーツたるものを何一つわかってない。
この親は小学2年生の少年たちに一体何を求めていると言うのか。
自分の子供は今は少し上手かもしれないが、今がピークかもしれないと言うことを忘れていないか??
オレは指導者として、“天才少年”と言われてた子供が、伸び悩み、選手として輝きを失っていく姿を何百人も見ているのだ。
子供たちは、伸びる時期がそれぞれ違う。なのでそれに合わせた指導が重要になってくるし、成長を待たなくてはいけない時期もあることを理解しておく必要性があるのだ。指導者はその見極めが重要になってくるし、接し方が大事になってくる。
それを、
「こいつらこんなことしてて面白いのかね。」
と今の段階で評価を下すようなデリカシーの無い発言をするから腹が立つ。
プロだってこのレベルから始まってんだよ!…と。
オレがチームの指導者の立場なら、その親にはお引き取り頂いているだろう。
●団体スポーツが向かない我が子。いよいよオレが一肌脱がなくてはいけない時期が来た。
とサッカーの試合に臨む我が子にアドバイスをしてきたが、一向に積極性が生まれない。サッカーを他人事のように捉え、ボールに積極的に絡もうとしないのだ。
困った親の問題もあったし、息子が団体スポーツにマインドが向かないこともあって、やはりサッカーを辞めさせてもいいかもな、と思った。
子供に今後のことを聞いたら、
「サッカー辞めてもいいかも…。」
とはじめて弱気なことを言うようになったので、思い切って辞めさせることにした。
しかし、健康面や精神面のことも考え何かスポーツは続けさせたい。
やはりここはオレが一肌脱ぐしかないかな…。
と言うことで、オレの個人レッスンからバドミントンを始めさせることにした。
今後、オレも忙しくなるぞ。
●『エースの親もエースたれ』
色々と困った親がいるのが団体スポーツ。
ただオレは指導者の端くれとして、上述したような困った親には、いつもこう言っている。
子供がエースであるのなら、その子は人格者でないとエースとしての成長も見込めない。
親も同様に、エースのような人格者でなくては、その子の成長を妨げる。
というものだ。
申し訳ないが、我が子が所属するサッカーチームのエースの子の将来は暗いだろう。あの親だしな…。子供に罪はないとはいえ…少しかわいそうだわ。
まぁ、文句は親に言ってくれ。